クレジットカードを発行したいと思い、いろいろと調べていると、ふと心配になることがある。「自分はクレジットカードを発行するのための審査に通るのか?」と.......。

何故、このような疑問を頂いてしまうのか?それは、やはりインターネットなどで「審査が甘いクレジットカードは?」などの特集が組まれていることを散見できるからだ。

このような特集を組まないといけないほど「審査とは難しいのか?」と思ってしまうわけだ。ということで、ここでは「審査」についての、あれこれを解説していきたいと思う。

■そもそも審査に「緩い」「厳しい」は存在しない
はっきりとまず伝えておく。クレジットカードの審査自体には、甘いだの、緩いだの、厳しいだのといった「レベル」は存在していない。あくまで、利用者にカードを渡しても大丈夫か?の判断になる。

これを審査と言ってしまえばそれまでだが、問題ないか?の判断をしているだけなので、甘い・緩いとは意味合いが全く違ってくる。要は、「客観的な事実の比較」で発行可否を決めているということだ。

■各クレジットカード会社によって判断基準は異なる
クレジットカードを発行してよいか?の判断基準は、クレジットカード会社によって異なるという点。結果、とあるクレジットカード会社では発行できなかったけど、違うクレジットカード会社では発行出来た.......

、という状況ができあがる。この審査基準の差が「審査が甘い」、「審査がゆるい」といった相対的な比較が可能となってしまい、このような審査についての情報が発信されているわけだ。

■「普通」が審査のキーポイントになる
だったら「申込をしてみないと分からない」ということか?と、疑問が出てくる。これは、半分正解で半分不正解といえる。どういうことか?要は、過去に何かしらの支払いが滞っていたりした。

また、無職だったり、クレジットカードを何十枚も持っていたりと、このような特殊な状況は、発行してもらえない可能性が高い。反面、特に問題が無い人は、全く心配することなく発行できる可能性が高い。

このように、クレジットカード審査については、「大まかな判断」をすることは可能といえる。ただ、もっと詳しい情報が欲しいとなると、申し込んでみないと分からないということになる。

クレジットカードを発行するためには、カード会社の審査を無事通過しなければならない。そして世の中には、この審査が本当に通るのか?と戦々恐々としている人が案外多くいることを知っているだろうか?

ネットなどで「クレジットカード 審査」と検索すると、審査に通過するためのテクニックなど、多くのサイトがヒットすることになる。ここからも、審査について、知りたいという人が多く存在するという証明であるかもしれない。そこで、ここでは審査の違いについて少し触れたいと思う。

最初に断っておきたいのは、「審査が甘くなる!」、というスラング的な情報ではなく、客観的な事実の審査の話しになる。それが、クレジットカードとキャッシングの審査の違いについてだ。

■全く別物の審査の真意とは?
キャッシングとは、クレジットカードに付帯しているサービスの1つ。

平たく言えば、お金を借りることができるサービスになる。このキャッシングの審査と、クレジットカードを発行するための審査は、実は全く異なると知っていただろうか?

冷静に考えてみると、キャッシングはお金を貸す、クレジットカードはお金を立て替える、と、似ているようで実は異なるサービスのため、当然、審査の内容も異なることは自然の流れだ。

厳密に言えば、キャッシングは貸金業法に基づいたサービス、クレジットカードは割賦販売法に基づいたサービス。そもそも基づく法が異なるため、審査基準も変わり、当然、審査する内容も異なる。

■審査に通りやすくするためのテクニック

審査系のサイト等でよく目にする「審査に通過しやすくするためのテクニック」として「キャッシング枠は0円で申し込む」という方法。これは、確かな事実といえる。

キャッシングを利用するとなれば、貸金業法・割賦販売法の両方の審査を通過しなければならない。利用しないとなれば、割賦販売法の審査のみ通過すればよいわけなので通りやすいといえる。

この差が審査を通しやすくするためのテクニックとなっているわけだ。

◇クレジットカード発行が短縮されることも
ちなみに、キャッシングを利用しないのであれば、審査が1種類減るわけなので、その分早くクレジットカードを発行することが可能となる。ただ、全てのカードが早くなるわけではない。

少しでも早くカードが手元に欲しい場合には、試してみる価値は十分にあるテクニックになる。ちなみに、キャッシングを利用したいのであれば、クレジットカード発行後に申請することが可能となっている。

もし、キャッシング機能については急ぎではないのであれば、「後で申請をした方が効率的」なため、キャッシングとクレカを分けて審査をお願いすることをオススメする。

クレジットカードは、カード発行元会社の業種や系列などによって分類することができる。大まかに分類すると、銀行系、信販系、流通系、消費者金融系の4つに分けることができる。

銀行系クレジットカードは発行元が銀行で、りそなカードなどがこれにあたる。信販系クレジットカードは発行元が信販会社で、ニコスカードなどがこの種類に分類される。

流通系クレジットカードは、デパートやスーパーが発行元で、マルイが発行元のエポスカードなどがある。消費者金融系クレジットカードは発行元が消費者金融で、アコムが発行元のアコムマスターカードはその代表ともいえる。

クレジットカードには少なからず、俗に言う「審査の甘いクレジットカード」が存在する。審査が甘いとは、クレジットカードを申し込んだ際に行う、クレジットカード審査の基準が甘いということだが、発行元によってこれらは変わってくる。

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発行元からみると、銀行系クレジットカード、信販系クレジットカードの審査基準は厳しいといえる。信用情報はもちろんのこと、ある程度の実績がないと発行できないカードもある。

逆に、流通系クレジットカード、消費者金融系クレジットカードは、審査基準が甘いといわれている。特に、大々的にキャンペーンを行っているクレジットカードなどは、審査に通る可能性が高い。

クレジットカードの審査基準を把握せずに、審査の厳しいクレジットカードを申し込んで審査に落ちる人がいるようだが、審査に落ちると信用情報の履歴が半年程残るので、今後のクレジットカードの申し込みに支障をきたす場合がある。

そのため、クレジットカード申し込みの際は、審査基準をしっかりと把握して、自分のランクにあったクレジットカードに申し込むことをオススメしたい。ただし、いくら審査が甘いクレジットカードと言っても、申し込み者の属性(社会的地位や環境など)・クレヒス(カード利用の履歴など)は重要になってくる。